リノール酸とはどんな物?

リノール酸は代表的な不飽和脂肪酸の多価不飽和脂肪酸に分類される油で、体内で合成できないので食品から摂取することが必要な必須脂肪酸で、エネルギー比で2%程度の毎日の摂取が必要です。
リノール酸はベニバナ油、コーン油など油脂類の他にゴマやピーナッツ、アーモンド、高野豆腐、納豆、鶏肉などに豊富に含まれて、現在の食生活の中では過剰摂取になりやすく気をつける必要があります。
ですが、不足すると成長抑制や皮膚炎などをおこす恐れがあります。

<リノール酸の効果>
・高血圧
・コレストロール抑制
・動脈硬化
・痴呆症
・アンチエイジング

特にサプリメントに含まれる場合はスキンケア効果を期待していて、お肌の保湿作用や抗炎症作用、老化防止作用などお肌に対する効果を求めています。
リノール酸の過剰摂取は悪玉コレストロールと一緒に善玉コレストロールまでもが減少してしまい、動脈硬化を促進したり心筋梗塞や血栓などを引き起こす原因にもなります。
また、熱に弱く150度以上加熱すると過酸化脂質を生じ、ガンの原因にもなり、さらにリノール酸から合成されるアラキドン酸がアレルギー症状を促進するので、花粉症やアレルギーなどの原因にもなります。

市販されている油にはシリコーン油、ベニバナ油、大豆油、菜種油、オリーブ油などさまざまありますが、どの油を選ぶかでアトピーが関係するとも言われるほど密接に関わりがあります。
油は「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」と分類されます。
オメガ3とオメガ6の比率が重要でベストな状態はオメガ3:オメガ6が1:2〜1:4と言われている中、日本人は1:6〜という状態にあると言われていているのです。
これが近年日本人に喘息やアトピー性皮膚炎の疾患を持つ人が増えている要因のひとつと言われています。

「オメガ6」であるリノール酸は喘息やアトピー性皮膚炎を促進し、「オメガ3」であるαリノレン酸がそれらを抑制するものであるからです。
(オメガ9であるオレイン酸は中立と言われています)
リノール酸はα−リノレン酸やEPA、DHAとお互いに摂りすぎを抑制しあう関係にあるので、お互いのバランスを保つことが重要のようです。

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